“わわわ”な逸品

古の赤米と現代の金賞受賞米によるコラボレーション
大朝小学校 紅白米プロジェクト

平安時代から宮島の荘園として稲作を行っていた大朝地域。今、最優秀賞や金賞受賞するお米を栽培している。児童のお米を通じた体験活動やふるさと学習の支援、さらには大朝のお米のブランド化、付加価値化を目指している。

大朝小学校の児童たちが育てた「いのちの壱(白米)」と、古代米の「赤米」をセットにした縁起のよいお米セット「紅白米」。「白」と「赤」のコントラストが美しく、お祝いの席や贈り物にもぴったりな一品。地元の水と土、そして子どもたちの真心が育んだこのお米には、大朝の自然と歴史と学びの物語が詰まっており、2025年12月には「全日本お米グランプリ」への出展も予定、地域を代表するブランド米として注目を集めている。

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開発背景

  • かつて荘園として宮島・厳島神社に米やしめ縄を納めていたという歴史を持つ北広島町:大朝。この土地に根づく「米づくりの文化」を未来へつなごうと、大朝小学校と大朝地域協議会が進める団体や地元住民有志と連携して誕生したのが「紅白米プロジェクト」です。大朝小学校では、総合学習の一環として5年生が白米「いのちの壱」を、6年生が「販売戦略」を担当。地域の有志や生産者団体「わさの舞生産組合」が指導役となり、田植えから収穫、販売までを子どもたち自身が手掛け、地域ぐるみで米づくりを通じた学びと地域ブランドづくりに挑戦する姿は、多くの共感を呼んでいる。

白と赤の“おめでたい”組み合わせ

大粒で粘りのある「いのちの壱(白米)」と、ポリフェノール豊富な古代米「赤米」をブレンド。実際に炊いお米をほおばってみると、香ばしさともちもち感のバランスが絶妙。

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田植えから稲刈りまで、大朝小学校の児童が汗を流して育てたお米。地域の人々との交流や自然体験を通じて、食の大切さを学ぶ“体験型ブランド米”である。

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完成した赤米は、古来の風習を受け継ぎ、宮島・大聖院へ奉納予定。伝統と現代の学びが融合した“地域循環型”の取り組み。

北広島米とのつながり

  • 北広島町は、昼夜の寒暖差と澄んだ水に恵まれた米どころ。特に大朝エリアは良質な土壌を活かした米づくりが盛んで、県内外から高い評価を得ており、特に「いのちの壱」は粒が大きく、炊き上がりの艶やかさと甘みが特長で、地元でも「特別なお米」として愛されている。紅白米プロジェクトは、この大朝米の品質を受け継ぎながら、子どもたちと地域が一体となって“未来の大朝ブランド”を育てる挑戦にもなっている。
    冷たい田んぼの水に足を入れながら笑顔で苗を植える子どもたちの姿。稲刈りの合間に交わされる「怪我しないようにね」の声掛け。地域全体で支え合いながら生まれた紅白米は、単なる“体験型商品”ではなく、大朝という土地の温もりそのものと言える。

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店舗・事業者情報

生産・企画 大朝小学校(広島県山県郡北広島町大朝)
協力 わさの舞生産組合/大朝地域協議会
販売予定 宮島・大聖院での奉納・試食販売(2025年11月末予定)
イベント出展 「お米グランプリ2025」(12月7日予定)
ふるさと納税 https://item.rakuten.co.jp/f343692-kitahiroshima/c/0000000140/
ぐるっと北広島 https://kitahiro.jp/

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